双子出産レポ 妊娠・出産

【出産当日編】40歳・管理入院なし双子出産レポ

【出産当日編】40歳管理入院なし双子出産レポ

2022年7月7日に男女双子を出産しました。

私にとって一生忘れられない出産当日のレポです。

当日のスマホのメモをリライトしたものなので、ぐちゃぐちゃな部分がありますが
ある意味リアルな感情として、出産する方の参考になればと思います!(なるのか!?)




出産前日編はこちら。

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ほぼ眠れず朝を迎えた

双子出産レポ-点滴の腕
点滴の腕

緊張からか、ほとんど眠れませんでした。


ーー双子を妊娠してから38週0日。本当にしんどかった。

30週くらいから身体は相当重くなり、動くことがつらい。
寝るのも辛い、座っても身体が重くてお尻がいたい。
ひどい痒みや座れない、足を曲げられないほどのむくみとの戦い。
いや、死闘。

ポコポコしていた可愛らしい胎動はいつしか「人」を感じる胎動に変わっていった。
「キミいま、ここに絶対頭押し付けてるよね!?」
という胎動。

まさに私の中に生き物が2人いる。
私は今、3つの心臓と脳を宿している。鬼舞辻無惨とニアリーイコールだ。


今日でその辛さも終わる。でも本当に無事に産めるんだろうか?
帝王切開で腹切りするの怖い。麻酔は痛いだろうか?
後陣痛耐えれるだろうか?
ーー

双子出産レポ-むくんだ足
妊娠期間むくみまくった足。着圧履くと締め付けられて痛い




もういろんな感情でぐっちゃぐちゃになって朝になってしまいました。

5:20 歯磨き
口を潤す。前日に飲んだ下剤でお腹がゴロゴロしてくる。
ひとまずトイレに行く。
絶飲食だけど部屋が乾燥してるからか既にのど渇いた…
少しでも水分を!といつもより多めに歯磨きのゆすぎのうがいをしておいた(笑)

手術着に着替えたり、術前最後のお腹の記念写真を撮ったりする
(お腹が大きく1人で上手く撮れないw)

双子出産レポ-記念撮影
手術前最後の記念撮影


6:15 NST
看護師さんが部屋にやってきて、NSTと点滴開始。
体温、血圧を計測される。

NST途中でお腹が張る感覚があった。
そして、今になって下剤が効いてきて、NSTでお腹だしてるからかお腹がゴロゴロ…
もはやNSTどころではない、ヤバい、トイレ行きたい、早く終わってくれー!
それだけを考えてひたすら耐えた。


6:50 NST終了
NST終わってソッコートイレに行く。点滴刺してるから動きづらいし、別料金でもトイレ付き個室にしてよかったと痛感w
大部屋だったら間に合わなかった疑惑。

あとはひたすら手術に呼ばれるまで、点滴入れて待ちらしい。
手術はだいたい13時頃と言われていたのに、どんだけ待ち時間あるねん!



7:30 服薬
NSTでお腹が張ってたので、看護師さんにリトドリン飲んでくださいと言われる。
絶飲食されてる中、生命の水や!ありがたい。
ワンチャンコッブ1杯なみなみくらい水飲んで薬飲んでやろうと思ったけど、手術でなにかあったら怖いので
やめておいた。
リトドリン飲んだあと、ひたすら帝王切開の時間を待つ


8:30 手術時間変更かも?
緊急オペが入ったらしく、13時ごろ予定の私の帝王切開開始時間が遅れるかも?と助産師さんから言われる。
ええーマジか、もうお腹もゴロゴロしてるし、点滴は動きづらいし早く取り出してくれー。

待ち時間が長いからか、薬のせいなのかウトウトしてきた…。

10:00 手術時間変更確定
私の帝王切開開始時間を遅らすので、家族の集合時間を11:30から13:00に変更するよう言わる。
旦那にLINEで時間を連絡する。
※私の産院では帝王切開の場合は家族1名だけ手術室の前まで同伴OK。
手術が終わったら旦那が経過を聞いて帰るという段取りになっていました。

また眠気が襲ってきたので、そのままウトウトする…


12:00 目覚める
まだ下剤でお腹がピーピーである…またトイレに行く。
術後、尿はカテーテルつけるからそこから出るらしいけど、
う○ちはどうなるんだ?と急に心配になる。

歯磨きをし、汗拭きシートで体を拭いて、
渡された手術用産褥ショーツを着用する…
しかし腹が大きすぎてギリギリ股にショーツが収まってる感じ…
大丈夫かこれw


13:00
ああ、もういつ私のお腹を切ってくれるんですか…
本当なら今頃腹切りしてたのに…

手術に呼ばれるまでTVでヒルナンデス観ながらひたすら待つ。お腹空いたなぁ。
怖いが腹は減る。そして下痢ピー。腹もソワソワ忙しい。
待合室に来た旦那とLINEしたりして過ごす。
ひたすらそわそわそわそわ…

いよいよ帝王切開!手術室へ

双子出産レポ-手術室

15:00 ようやく手術室へ向かう
結局手術開始が2時間遅れてそわそしてた。
もう人生の残りのそわそわがなくなるくらい、今日一日でそわそわした。
ようやく手術室へ移動。
手術室前まで旦那と一緒に向かい、
「頑張ってねー」
と言われ、手を振って別れる。

手術室にはめちゃくちゃスタッフがいた。10人くらいはいたと思う。
双子だから!?人いすぎちゃうん!?と内心思ったりしていた。
名前を照合して手術室に入るやいなや、狭いベッドに乗せられる。

2人くらいで介助しながら麻酔科の先生が麻酔をしてくれる。
何度も腰回りをグニグニ押され、麻酔を打つ箇所を確認される。


(海老反りの姿勢のアレだ!Twitterで先輩妊婦さんが痛いっていってたやつやん!)

腹が110cmとデカいのに、何度も背中を丸めて海老反り(いや、海老丸まり?)してくれと言わた。
看護師さんが補助してくれるが、無理ですぅ!となった。

麻酔薬は5回くらいに分けて2種類くらい注入された気がする。
針が細いのに、痛っ!
麻酔薬が効いてるか確認で冷たいものを下半身に押し付けられたり、尖ったものを押し付けられる。
冷たさを感じると麻酔が効いてないらしい。
私が何度も何度も
「いや、そこは冷たいです」と先生に返すので、
少し麻酔薬が効くのを待つ事になった。

いやいや、本当に麻酔効いてるかこえーよ!!


麻酔なしで腹切りするとか江戸時代じゃん。
20分くらい冷たいか冷たくないかの繰り返し。

しばらくして下半身がじんじんしてきた。

つねっても、針のようなもので押されても、冷たさも感覚がなくなった。
ひとまず麻酔が効いてよかった、江戸からは逃れた。


ついに腹切り!双子の誕生

双子出産レポ-双子の誕生



15:30ごろ 手術開始
先生達が自己紹介を開始し、いよいよ開腹しはじめる。
Twitterで出産レポを読みまくっていたので、下半身麻酔だから意識があるのがわかっていたけど、
意識がるのは正直めっちゃ怖かった。
怖くて、不安で涙が出てきた。40歳で怖くて泣くなんてなかなかないよ。

看護師さんが
「大丈夫ですよ、今順調に進んでますからね」
と何度も励ましてくれた。
あなたは女神か。


先生の会話を聞く限り、メスで何重もお腹を切っているようだ。
お腹がすんごいゆらゆら揺さぶられた。

頭上のライトにちょっと私のお腹からであろう血しぶきが飛び散った。

いやいや、こえーよ!
私のお腹裂けちゃってない!?ねぇ、大丈夫??


看護師さんの大丈夫ですよ、もうすぐですからねの励ましだけが助け。
ずっとユラユラしてるのが15分くらい続いて、

「今破水しましたよー、赤ちゃん出ますからね」
と声をかけられた。


あぁそうか、帝王切開でも破水するのか…
とどうでもいいことを考えたりした。


15:47 双子1人目誕生(姉)
1人目でます!の先生の声と同時に、めちゃくちゃデカい産声が聞こえてきた。

「ウゥウギャァァァァァ!!!」

あぁ、本当に、本当に私の中に生きた赤ちゃんが入ってたんだ...
安堵で涙がタラタラ出てきた。
看護師さんが涙をふいてくれ、周りの先生や看護師さん達が

「わぁ、大きい!お母さん頑張りましたね」
と言ってくてた。

あぁ、やっぱり大きな赤ちゃんなんだ。
お姉ちゃんの方は妊娠中胎動も激しくて、その通り泣き声も元気だな。



15:49 双子2人目誕生
続いてもずっと身体をユッサユッサされる。


うわぁめちゃくちゃ揺らされてる。
これは絶対腹裂けるやつだ。


と思ったら2人目誕生。
「2人目出ました!」と言われたら、ちょっとシーンとして不安になったあと、
控えめな小さい産声で

「プギャープギャー」

と泣き出した。
あぁ、胎動の時とおんなじだ。左側の弟はいつも控えめでおとなしかった。

「赤ちゃん2人ともでましたよ、おめでとうございます。」
横で手を握ってくれている看護師さんが優しく声をかけてくれる。
天使か。

看護師さんが、赤ちゃんを台で拭いてから持ってきてくれた。
なんだかわからない白いもの(胎盤?羊水?)がたくさんついていて、
2人とも得体の知れないお猿さん、生物みたいだった。

もっと
あぁ私の愛しの赤ちゃん!かわいい!
となると思ってたけど、現実は


突如私の元にやって来た
「我々は生き物2体です、どうも。」
という感じだった。

姉はたしかに体がデカくて、それはもうデカい声で泣いていた。
産まれたばっかりなのに、そんなデカイ声で泣くんか。
肌の色がとても白かった。

弟は少しおとなしめで姉より赤かった。
あぁ、赤いから赤ちゃんというのか、という謎の納得をした。

「じゃあ赤ちゃん連れて行きますね〜」
と赤ちゃん達は連行されていった。



15:55 後処置
術後の処置をするからと、少し眠くなる麻酔薬を追加してもらった。

そのあとの意識がない…

少し寝たようだ。


朦朧とした意識の中での後処置そして現実へ


16:30ごろ 胎盤を出しお腹を縫う
どのタイミングだったか「胎盤でましたー」と言う声が聞こえてきた。
お腹を縫ってるのかわからないけど、そのような処置をしてるような感覚があった。

意識がウトウトしてて、先生達は
「この後もまだオペがあるよ〜」
など適度に雑談しながらわたしのお腹を縫っている様子。


いや、雑談しながら腹縫うなや。


しばらくして看護師さんに
「無事に終わりましたからねー」
と言われ、
永遠に続くと感じられるくらい長かった私の双子妊婦生活が終わった。

16:55 レントゲン撮影
寝たままレントゲン撮影をされる。
終わり次第、ストレッチャーに載せられて病室に連れて行かれる。

連れて行かれる道中旦那と会った。
出産後どんな感動的な対面か!と思っていたけど


「お疲れ様~写真LINEに送っといたよ」
※旦那は出産後の双子に会って写真を撮影できる


「コンビニ行ってきたからでついでにジュース買っといたよ」
くらいのライトなテンションで言葉をかけられた。


いや、こんな過酷な双子妊婦生活を経て
双子を産んだワシに向けて感動の一言ないんかい!

そこは
「大切な我が子を産んでくれてありがとう、よく頑張ったね」
一択やろがい!



そんな感じのことを意識朦朧として思いながら、
いつもの我が家のテンションになったのでした…。


双子出産レポ-双子
産まれてすぐの我が子たち




私の双子出産レポは以上です。


出産後にスマホでメモをしたものを、今思い出しながらリライトしたので
めちゃくちゃな部分があったかもしれませんが読んでいただきありがとうございます。
どなたかの参考!?になれば嬉しいです。


次は、メモが残っていたので、【地獄の後陣痛編】を更新しようと思います!




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  • この記事を書いた人

maki

3年半の不妊治療を経て2022年に40歳で男女双子を出産。 現在フルタイムワーママとして働いています。 産休を機にブログを開始。 双子妊娠・出産・育児についてを発信しています。 本業はエンタメ業で働く社畜。

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